一般的にコーチングは月単位で費用が発生します。通常の語学教室も月謝制を取り入れているところも多いですが、内訳は基本的に1コマ(45~60分)いくらという考え方です。語学教室の相場は大体3,000~5,000円程度で、これは2~4人程度のグループレッスンが前提で行われます。週1回レッスンに通うとなると月に1万~2万円程度が普通の費用感覚だと思います。
これに対し、コーチングは英語にしろ中国語にしろ、月に5~20万円くらいが相場となります。これだけを比較すれば非常に高いイメージを持つのは当然と言えます。ですが、その内訳を考えれば、これくらいの費用になるのは仕方ないことです。今回はなぜコーチングが高いのか、そしてなぜそれでもコーチングを選択する人が多いのかを説明します。
本当に高い?単価はレッスンよりも安い
まず単純に月単位で1~2万円と5~20万円を比較することはありえません。1か月という土俵は同じですが、やっていることが全く違います。一般的な教室は週に1度、または2度程度のグループレッスンが基本です。それ以外の時間は関与しません。教室によっては宿題を出したり、時間外に質問受け付けているよという所もあるかも知れませんが、教室からするとそこに費用は発生していないためサービスの範疇となります。サービスであるため、ここを目一杯力を入れている教室は少ないと思います。そのため実質の学習時間は月単位では10時間もないはずで、下手をしたら5時間くらいしか確保されません。しかも、繰り返しますが教室は主にグループレッスンです。
これに対し、コーチングは基本的に毎日学習を行います。受講者のライフスタイルにもよりますが、コーチング期間中は毎日2時間の学習時間を確保するように調整します。レッスンをするわけではないですが、毎日連絡のやりとりを行ない、進捗管理や学習内容のチェックを行います。週一度セッションという形で面談をしますが、最低限のティーチング(授業)のみで基本的には実践的なトレーニングを行います。会うのは週に1度の90分だけですが、ずっと連絡のやりとりをしているので毎日会っているような感覚になると思います。そんな感じで進めていきますので、短い期間でまとまった時間を確保することになり、結果として月単位でおよそ60時間前後の学習時間を行うこととなります。
月単位で比べると高く感じますが、時間単位で考えるとどうでしょうか。月に60時間も授業をしたら一体いくらになるというのでしょうか。それこそコーチングよりももっと高く費用がかかる計算になります。
なぜ短期間に詰め込む必要があるのか
いやいや、毎日2時間もやれないよ、そんなに必要なの?っていう方もいると思います。そんなに焦らなくてもゆっくり勉強していけばいいじゃないか、と。確かに趣味で中国語をゆっくり学んでいくというアプローチもあっても良いと思います。そこは全く否定しません。私も必要に迫られるまでは年単位でやったりやらなかったりを続けていました。
私自身も体験していますし、多くの人がそうであるので、はっきり言いますがダラダラやってても初級レベルはいつまでも突破できません。中国語脳がいつまでも構築されないからです。脳に中国語の発音や概念を組み込むためには短期間で一気にブーストをかけてやる必要があります。スポーツに例えるとよく分かります。ゴルフでもサッカーでもなんでもいいのですが、上達したい人が週に1度1時間の練習で果たしてうまくなるでしょうか。草野球をやられている人は良くご存じと思いますが、趣味で週1度、しかも1時間くらいしかやらなかったら、せいぜい現状維持をするので精一杯だと思います。本当にうまくなろうと思ったら、学生時代の部活のようにそれこそ毎日やらないとダメですよね。それと同じで、週1のレッスンでは現状維持は出来ても上達には程遠いです。
私自身、本当にこれまであれこれ試行錯誤してきましたが、壁を越えたなと思う瞬間はいつも何かがあった数か月に集中的に勉強したときでした。なぜ私がコーチングをしようと思ったのか、それは本当に頑張ってやるならコーチングが一番の近道だと思ったからです。
コーチング期間はあっという間に感じます
私は勉強があまり好きではありません。机にかじりついて何時間も問題集を解くとかもう無理です。勉強が苦手という人は私に限らず多いと思います。その中で「毎日2時間も勉強するのか」と思うと地獄の日々が始まるのではという不安や恐怖があるかも知れません。でも、安心してください。前回のブログでも触れましたが、私がコーチングで行う学習は学生時代に行なっていた所謂「勉強」とは違います。もちろん座学はある程度必要ではありますが、皆さんが思っているような「勉強」ではありません。先ほど学習時間をスポーツに例えましたが、まさにスポーツのように学習してもらいます。
コーチングでは学習方法自体を指導していきます。具体的には実際にコーチングする際に指導しますし、多岐に渡るため別のブログで紹介する予定ですが、簡単に例を挙げておきます。毎日2時間という時間をどのように確保するのか、その人のライフスタイルに基づいて相談して決めていきます。例えば毎日通勤に1時間電車で通っている人だったとしましょう。その1時間をフレーズ発音の練習にあてます。今はスマホがありますので、イヤホンで聞きながら教材動画を見て口パクシャドーイングなどが出来ます。また、中国語で簡単な日記をスマホで作成してそのままコーチへ送信して校正してもらうのもいいでしょう。中級以上になりますが、中国語ドラマを見るのもいいです。お風呂に長く浸かる習慣のある人であれば、実際に声に出して発音練習も出来ます。皿洗いをしている20分で教材動画1つくらい見ることが出来ます。色々な方法で、中国語に触れる機会を増やしていき2時間前後の時間にあてます。学習時間を新たに作るというよりは、ライフスタイルを少し調整して置き換えるイメージです。
慣れるまでは確かに大変に感じるかも知れませんが、辛いというよりは充実感の方が増すと思います。実際にコーチング期間はあっという間だったという人は多いです。このコーチング期間で身に着けた学習習慣は期間が終わった後もご自身で継続できます。
トータルの金額はそんなに変わらない
3~6ヶ月でコーチングで習得できる中国語は、普通に教室に通った2~3年分に相当します。それだけ教室に通っていればトータルの金額はそんなに変わらないと思います。あるいは続けていけばいくほど費用はかかっていきます。時間に余裕がある人はいいですが、中には会社の命で半年後に中国に行かなければならない人や、急に職場中国語の対応をしなければならなくなった人などもいるかと思います。期限が決まっているような人にとって短期習得のコーチングは絶対にオススメです。時は金なりです。
人数限定で破格割引しています
アントハウス中国語のコーチングは、業界でもかなり安いほうの価格設定です。ただし、5人限定で募集しているため、定員になり次第締め切ります。すみませんがご了承ください。コーチングをこの値段で受けられるのは本当にありえない話です。是非ご検討下さい。まずは無料カウンセリングからよろしくお願いします。
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