どれくらい学習すれば話せるようになるのか

コーチングで提供するものは中国語レッスンではありません。どうやったら話せるようになるのかを最重要項目として、「どんな学習」を「どれだけの量」をするのかを指導し、さらに目標に達成するように二人三脚で一緒にすすむプログラムを提供します。もちろん場合によって中国語のレッスンをすることはありますが、教えるというよりは不足分を補ったり、間違っているところを軌道修正することがメインです。

話せるようになるには400時間が必要

全くの0からスタートですと、話せるようになるまでに大体300~400時間は必要と言われています。これは大学の第二言語の単位や一般的な語学教室で言えば2年分に相当します。HSKなら4級レベルですね。コーチングはこれを3~6ヶ月で行おうという話です。すなわち、平均して毎日2時間の学習時間を数か月走り抜けるわけです。これだけのことを一人で行うのは本当にしんどいです。でも、それをサポートするのがコーチングです。様々なサポートをしながら進めますので、むしろ楽しく学習ができるようになります。無理はさせませんのでご安心ください。

試験対策をするわけではありません

別の記事でも書きましたが、試験に合格することは目的ではありません。あくまで手段です。試験に合格するための勉強をして仮に受かったとしても、話せなければ全く意味がありません。そしてHSK6級を持っていても話せない人は実は話せません。HSKの試験などは結構中国人と話すための単語や言い回しが揃っていますが、学習しても使えなければそれは只のテスト対策でしかありません。ここを間違えてはいけません。しかも、テスト対策はゴリゴリの座学です。それを毎日2時間なんて、苦行でしかありません。コーチングではそんな辛いやり方ではなく、スポーツのように楽しく刺激的に行ないます。

コーチングではどんな感じになるのか

受講する方には、期間中平均で毎日2時間の学習時間を確保してもらいますが、これだけを聞くと本当に怖いですよね。ひるんでしまう人も結構いますが、安心してください、受験勉強みたいに座学を強要するわけではありません。ライフスタイルはそれぞれ皆さん違いますが、それでも生活に中に2時間のスキマ時間を中国語学習にあてることは十分可能です。人によっては楽しくなってもっとやってしまうこともあります。例えば次のような感じになります。

<主婦Aさんの場合>
家事に追われ、勉強なんかする時間がないと思っていましたが、毎日のルーティーンを検討してみたところ、買い物の車移動時間、掃除している時間、洗い物をしている時間などでそれぞれ20~30分の時間は、手は動いているが耳や口は空いていますので、リスニングとスピーキング練習にあてることが出来ました。また、毎日健康のためウォーキングをする習慣がありましたので、その30分も同様に歩きながら学習時間と置き換えることができました。そうすると毎日大体1時間半は学習できていることになりますので、残り30分はコーチへ報告書替わりとして中国語で日報と簡単な作文を作って送る。コーチからのフィードバックをチェックする。こんな感じで毎日2時間確保できます。

<社会人Bさんの場合>
電車通勤が片道1時間あるので、行きは教材をイヤホンで聞きながら口パクシャドーイングを行ない、帰りは中国語のスマホを使い、リーディングやライティングの練習。これだけでも時間は確保できていますが、それ以外にもシャワーを浴びている時の15分を発音練習に使ったり、ちょっとした時間にスマホの学習アプリで遊ぶように学習しています。土日は、仕事がないので平日できなかった学習やコーチとのセッションの時間で2時間以上学習することもあります。

<社会人Cさんの場合>
会社が始まる前1時間に出社して、始業時間まで勉強。退社後も30~40分ほど会社で勉強した後に帰宅。帰宅中の30分も学習時間にあてている。土日は、どちらも午前中に2時間勉強して午後はフリー。

これらはホンの一例ですが、ほとんどの人がこんな感じで2時間の学習時間を確保します。期間限定なので、ある程度は譲歩してもらって、中国語学習を優先させてはもらいます。お気づきかと思いますが、学習といっても半分以上は音声を聞いたり、発音したりする練習です。今はIT化が進みスマホでかなりの多種多様な学習方法を導入することが出来ます。アプリもありますし、ツールもあります。イヤホンで聞けば公共の場でも学習は出来ます。コーチとの連絡のやり取りそのものを学習にすることも出来ます。遊びながら学習しているように見えるかも知れませんが、それでいいと思います。そう考えれば、案外できそうかもと思いませんか。

学習内容や方法はコーチと相談

時間を確保できても、やり方が間違っていたら意味がありません。パッと見、学習しているように見えない行為も立派な中国語学習になっているものもあれば、逆に座学でいかにも勉強していますというポーズで望んでいてもあんまり意味がない学習になっているものもあります。独自の判断で進めるのはオススメしません。しっかりと方向性を保ち、正しい方法に導きます。そのためのコーチなのです。

コーチングで一緒に400時間を越えましょう。現在どのレベルだったとしても、それだけの時間を越えた先は別の世界が待っています。一緒に頑張りましょう。

「いいね」や「シェア」お願いします!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です